東京都内の中小河川や用水路、それらの暗渠、ひっそりと残る湧水や池をつれづれと辿り、東京の原風景の痕跡に想いをよせる。1997年開設の「東京の水」、2005年開設の「東京の水2005Revisited」に続く3度目の正直?


by tokyoriver

新鏡ヶ池(小沢川水源)

神田川の支流「小沢川」についてはいずれとりあげようと思っていたのだが、「暗渠さんぽ」さんより水源「新鏡ヶ池」の写真のリクエストをいただいたので、先にここだけとりあげておこう。

「新鏡ヶ池」は杉並区梅里にある真盛寺境内入って右手にある池だ。真盛寺はもともとは江戸時代初期に湯島で開創された寺で、大正11年にこの地に引っ越して来た。かなり広大な境内を持つ寺だ。


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もともとこの地には湧水池があり、杉並区和田を東進〜南下して丸ノ内線中野富士見町駅付近で神田川に合流する通称小沢川の主水源となっていた。この池を境内に取り込み、放生池としたのが「新鏡ヶ池」だ。命名者は当時の俳優だとか。なぜ新なのか、よくわからないが・・・現在は水は湧いてないと思われる。


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境内に入って左手、墓地の入口にももうひとつ池がある。この池の北西の延長線上、隣接する本佛寺〜妙祝寺との境界線に沿って、五日市街道方面からもうひとつの流れが来ていたようだ。これらの話も含め、小沢川自体についてはまたそのうち。


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なお、これらの写真は2007年3月、春の彼岸時のもので、現在寺の境内には一般の人は入れないそうであるのでご注意を。





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Commented by nama at 2009-09-24 00:00 x
うわー、これですか!!ありがとうございますっ。お寺も、きれいで立派!池、もう拝めないのだと思うとありがたさもひとしおです。この池の記述で”不気味”みたいなものがあったから、その恐さが残ってるかどうか気になってたんですが、けっこうきれいに整備されてるんですねw
Commented by tokyoriver at 2009-09-24 23:21
晴れた日に行ったせいもあるんでしょうけど、不気味さみたいなものはありませんでした。ただ、池の上に糸のようなものが張り巡らされているのが奇妙と云えば奇妙です。放生池ということで池の生き物を鳥などにとられないように、ということなんでしょうかね。普通この規模のお寺だと自由に拝観できるもんですけどね。そのうちまた見られるようになるのではないでしょうかね。
Commented by nama at 2009-09-25 09:53 x
糸、たしかに気になりましたが・・・、「このワイヤーみたいなものは、通行人がダイブしないためにでしょうか」ってあやうく書くところでした。書かなくてよかったwwです。
そうですね、近くにいくたび入れないか確認してみようかと思います。
by tokyoriver | 2009-09-23 22:08 | 神田川とその支流 | Comments(3)