東京都内の中小河川や用水路、それらの暗渠、ひっそりと残る湧水や池をつれづれと辿り、東京の原風景の痕跡に想いをよせる。1997年開設の「東京の水」、2005年開設の「東京の水2005Revisited」に続く3度目の正直?


by tokyoriver

【お知らせ】月刊誌「東京人」に寄稿しました。

2015年10月3日に発売の月刊誌「東京人」11月号は、「東京「地理」散歩」と題した、東京の地理にスポットをあてた特集となっています。錚々たる執筆陣に混ざって、私も実践編として暗渠探索記事を書かせていただきました。題材は、西東京市を流れていた白子川の幻の源流「シマッポ」こと新川、大泉堀の暗渠と、その水源の地下水堆、地下水瀑布線についてです。

新川、大泉堀については、それらの支流も含めて5年前にこちらの「東京の水」にて全7回の記事にしていますが(記事はこちら)、今回は、地理特集ということで地理的側面に特に焦点をあて、ブログの記事化後新たに入手した情報・資料に基づく考察や、ブログでは紹介しなかったスポットなどを追加し、6ページの記事にまとめています。カシミール3Dを利用した、綺麗な段彩図、吉村信吉の論文からの図版も掲載することが出来、充実した記事に仕上がったかと思います。

東京人は創刊30年ほどとなる、老舗の地域雑誌で、近所の図書館においてあったことから初期の頃から読んでいました。そんな中高時代からの愛読誌に寄稿するのは何だか感慨深いといえば感慨深いです。
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ちなみにこちらは、本文中で引用・紹介した吉村信吉の著書「地下水」(1942年、河出書房刊)です。この本を記した時、吉村は35歳。気鋭の湖沼学者でした。本文には専門的な記述に混じって随所に詩的な表現や、和歌の引用などがあり、独特のムードを漂わせています。そして目に見えない地下水を求めて武蔵野台地の井戸調査を遂行していくその姿は、暗渠を追うものにとってどこか親近感を抱かせる面があるように思えます。
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現在都内を中心に書店店頭に並んでいるかと思います。ぜひ御覧ください。

東京人 2015年 11 月号 (amazon)
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by tokyoriver | 2015-10-06 23:16 | お知らせ | Comments(0)