谷沢川上流部(3)源流部(世田谷通り以南〜環8通)
2010年 02月 15日
流路が桜丘から世田谷通りの南側に移って上用賀に入ると、上流に比べ暗渠の幅がだいぶ広くなる。写真奥の白く見えるところは鉄板で蓋をされている区間。手前で再度世田谷通りに接近した後、通りから離れていく。

マンションの裏手を一直線。

暗渠の脇に、井戸の跡らしきものがあった。中は土で埋まっていて草が植えられている。もともと掘り抜きの井戸だったのだろう。施された文様は古い井戸でよく見かけるパターンだ。

道路を渡る。ここから先はずっと道沿いに暗渠が続く。このあたりは大きな鉄板で塞いでであったり、蓋のサイズがまちまちだったり、つぎはぎだったりと、かなりいい加減な感じになっている。

道路に併せてカクッと曲がる。このあたりは昭和初期の昭和初期の耕地整理で道路が格子状に整備され、川筋もそれにあわせてジグザグに流れている。

先の地点のすぐそばの駐車場脇にひっそりと、谷沢川湧水池跡の碑が残されている。詳しい説明がまったくないのが残念だ。このあたりに「上の溜池」と呼ばれる池があり、湧水のほか、前回取り上げた上流部からくる水を溜めて農業用水として使っていたという。

暗渠はさらにカクカクと曲がって進む。谷沢川の暗渠はこの写真のように、道路の横断部がはっきりと残されているのが特徴的だ。コンクリート蓋の形も面白い。

南に向かって一直線。これだけ大きな蓋なのに、歩いていると、あちこちガタゴト音がして、そのうち抜け落ちるのではないかと不安にもなる。

そのまま環8通りにつきあたって、いったん暗渠は姿を消す。歩道の下を通っているようだ。
環8の向かいは砧公園。300メートルほど西には、谷戸川の谷がとおっている。

用賀駅以北の谷沢川とその支流の流路地図はこちら(goglemap)。
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