【情報追加】暗渠本「地形を楽しむ東京「暗渠」散歩」
2012年 11月 17日
まず、表紙はこんな感じに仕上がりました。渋谷川中流域の暗渠マップがそのまま表紙となっています。

中を見てみると、とにかくカラー印刷となったことが想像以上に効果をあげています。写真は鮮明ですし、特に地図がかなりわかりやすくなりました。暗渠ムック「東京ぶらり暗渠探検 消えた川をたどる!」掲載の地図と比較してみると例えばこんな感じです。

これはムック版の渋谷川概要の地図。一応2色刷りで川の色分けはされていますが、ちょっと地味ですね。また、川の描線もやや大雑把な部分がありました。

こちらは今回の地図。ひと目でお判りのように、今回はカシミール3Dと数値地図5mメッシュを使用した段彩図をベースにしています。川の描線もgoogle mapで作成したkmlファイルをローデータで提供しました。結局kmlファイルそのままは使わず手描きで再描画されているようですが、前回よりも正確になったのではないかと思います。また、用水系と自然河川系の色分けも実現。ずいぶんわかりやすくなったとおもいますがいかがでしょうか。図版がしっかり見られるよう、写真のように綴じ目までしっかり開けるような特殊な製本となっているのも隠れたポイントです。
本文もご覧のとおり。写真がカラーになり、紙質もよくなって、細かいところまでよく見えるようになりました。

そして、新規時事も非常に充実したものとなっていて、ムックをお持ちの方でも十分にお楽しみいただける仕上がりになっているかと思います。また、価格がムックの倍にはなってしまっていますが、それに見合ったコンテンツとなっていることは見本を手にとって実際に読んでみて、確認できました。
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内容は以下のとおりです。
序 東京の暗渠
かつての川がたどってきた歴史とそこを探索する意味/暗渠探索のポイント
Ⅰ 渋谷川支流の暗渠
概要/渋谷川(上流域)/玉川上水原宿村分水/河骨川/
宇田川初台支流(初台川)/宇田川/いもり川/笄川
Special Report 1 白金分水・玉名川・白金三光町支流を歩く
Ⅱ 神田川支流の暗渠
概要/桃園川/井草川/江古田川(上流域)/弦巻川/水窪川/蟹川/紅葉川/谷端川・小石川
Special Report 2 歴史が凝縮された東大下水をたどる
Special Report 3 神田川笹塚支流(和泉川) 時代の重なりを味わう
Special Report 4 存在わずか数十年 善福寺川支流・松庵川
III 目黒川支流の暗渠
概要/北沢川/空川/蛇崩川/谷戸前川/羅漢寺川
Special Report 5 水源の池を求めて烏山川をさかのぼる
Ⅳ 呑川支流の暗渠
概要/呑川(上流域)/九品仏川/駒沢支流・洗足流れ
Ⅴ 石神井川支流の暗渠
概要/貫井川/エンガ堀/田柄川/谷田川・藍染川
Ⅵ 上水・用水の暗渠
概要/玉川上水(暗渠区間)/千川上水/品川用水/三田用水
Special Report 6 玉川上水余水吐 遺跡の宝庫をめぐる
Extra Report 外堀通り下の暗渠 水道橋分水路を行く
私が執筆を担当したのは序章、Ⅰ章のすべて、Ⅱ章の弦巻川、水窪川、蟹川、東大下水、松庵川、Ⅴ章の概要、貫井川、Ⅵ章の概要となります。また、地図については担当以外の川の流路についてもいくつか暗渠・河川ルートの原図を提供しています。各地図の原図となった東京山の手暗渠マップについては、巻頭の序章内で掲載させていただきました。

ぜひお手にとって御覧いただけたらと思います。
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「地形を楽しむ東京「暗渠」散歩」
出版社:洋泉社
定価:本体2,400円+税
発売日:2012年11月26日
判型:A5判
頁数:240ページ
本日、届きました!
楽しみに読ませていただきます。
昨日、思い付きで白子川の支流の暗渠を辿ってみる散歩をしまして。
もう少し詳しく知りたくなり検索してみたところ、こちらのブログにたどり着きました。
詳しく書かれていて参考になりました。
そして、本を出版されたとの事、おめでとうございます。
出版日が今日と知って、思わぬ偶然にびっくりしました。
是非購入したいと思います。
はじめまして。白子川の支流、大泉堀の方でしょうか。記事がお役にたてたようなら嬉しい限りです。暗渠本では残念ながら新河岸川系統の暗渠は扱っていませんが(地図には一応載せてあります)、なかなかの仕上がりにはなっているとは思いますので、よろしければぜひ。
確認しました。扱いは小さいものの、オススメ的なとりあげ方をされていて、ありがたい限りです。
面白かったさん。
ありがとうございます。ぜひこの本を片手に暗渠探索を!
続編、出せればいいのですけど、売れ行き次第でしょうね。。。
地下を流れる渋谷川も流路を変更されるようですね。


